がんの種類や症状

ガン検診の重要性

ガン検診を受けて早期に発見できれば、ガンは怖い病気ではありません。
ガンは従来、大変怖い病気と考えられてきました。
しかし現代は医学も進歩し、早期発見と的確な治療で、治ることも多い病気です。
とくに胃ガンや肺ガン、大腸ガンと女性の乳ガン子宮頸ガンは、早期発見が大切なガンです。
これらのガンはそれぞれ特定の検診を受けることで早い段階で発見することができ、早めに治療すれば死亡率が低下することが証明されています。
小さなガンを摘出して無事社会に復帰し、その後健康に生活している方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、やっぱり検診が怖いという方は多いですね。
ガン検診では、意外と精密検査の必要あり、という結果になることが多いのです。
それだけで、すぐにガンだとショックを受ける方もいますが、まだガンと診断されたわけではありません。
実際には大腸ガン検診を受けた1万人中、精密検査が必要だと言われる人は620人ほどいます。
しかし本当にガンと診断されるのは、16人ほどなのです。
もちろん早期発見なら手術で治りますので、早く見つかれば怖い病気ではないのだと考え、積極的に検診を受けることが大切です。
特に最近は、乳ガンや子宮頸ガンは若年層からの検診が必要だといわれています。
特に、高齢での妊娠出産を考えている方は、赤ちゃんと自分自身を守るため、妊娠前に検査を受けましょう。
最近では、通常自治体や職場で行うX線検査やマンモグラフィ検査以外にも、超高性能の検査方法が確立されています。
PETという検査方法を聞いたことがあるのではないでしょうか。

PETとは、X線やCTと同じ放射線を使った撮影技術です。
X線やCTは、体の中を影絵のように写し出します。
しかしPETは、体内の代謝活動の状態を写すことができるのです。
体内に特殊な造影剤を注射すると、体内で代謝が活発に行われ、ブドウ糖がたくさん消費されている場所がピックアップされて写真に写ります。
ガン細胞はたくさんブドウ糖を消費するので、この検査を受けると写るわけです。
ガン細胞は、15ミリ以上に育つと急激に増えて、悪化や転移などの危険性が高くなります。
しかし、従来のガン検診では、15ミリ以下の大きさのガンを発見するのはたやすいことではありませんでした。
このPETなら、10ミリ以下の小さなガンも発見することができます。
また、今までは発見しにくかった部位のガンも見つけやすくなりました。
増殖期に入る前のガンなら、治療も効果が出やすく完治しやすいのです。
さらに、患者の体にかかる負担も軽く、社会復帰までの期間も短くなります。
料金は、一般的なガン検診に比べて若干高めですが、ガンをより恐ろしい病気ではない存在にした、すばらしい技術といえるでしょう。
ガンが見つかったら怖いから、面倒だから、と検診を受けないのでは意味がありません。
ガンを不治の病にしないように、検診を受けて早期発見・早期治療をこころがけましょう。